小児科看護師の仕事内容とは?適正や働くメリット・デメリットを解説

「子どもが好き!かわいい子どもに接しながら働きたい!」と思って小児科を希望する看護師さんが多くいますが、時には心を鬼にして接する必要があります。
子どもに説明しても言うことを聞いてくれなかったり、親との関係も難しかったりと、大変なことの多い小児科について詳しく解説します。

目次

小児科で働く看護師の仕事内容は? 

小児科で働く看護師の仕事内容は、新生児から15歳程度までの小児を対象に、採血、血液検査、迅速検査、鼻水吸引、喘息の吸入、浣腸、点滴、その他に、診察を嫌がる子どもの固定など、子どものフォローがあります。

上記の仕事に関しては、医療施設によって看護師の役割が異なりますので、転職前に必ず確認しましょう。

小児科には、小児専門病院、総合病院、クリニックと種類があります。
医療機関によって、学べる技術や環境が異なるため、自分が何をしたいのか確認しましょう。

1.小児専門病院(こども病院)

  • 高度な小児医療を学べる。
  • 全国に36施設。

参考:JACHRI http://www.jachri.jp/facilities/

2.総合病院

  • 高度な小児医療を学べる。
  • 複数の診療科がある病院。
  • 必ず小児科に配属される訳ではない。

3.クリニック

  • 救急がなく、主に外来業務。
  • 小児科を専門としたクリニック。

小児科看護師のやりがいとは

小児科で働くやりがいですが、どんな「やりがい」があるのでしょうか?
やはり子どもなだけに、成人とは違いさまざまな面で苦労する部分が多いようです。

緊急入院が多かったり、乳児や幼児は思うように言うことを聞いてくれなかったり、さらには子どもの親の対応という業務もあります。

仕事が難しい分、うまくいったり、病気だった患者が元気になったりと、苦労を乗り越えた時、最大のやりがいを感じることが多いようです。

小児科で働く看護師のメリット

子ども好きが入職してくる小児科だけに、子どもと接することができるという点が最大のメリットのようです。
また、緊急対応が成人より多いため、判断能力や仕事のスピードが身につけられるでしょう。

小児科で働く看護師のデメリット

デメリットとしては、患者は子どもなので言葉が通じないので、仕事がより難しいという点と、親との関わりがうまくいかないことがあることがデメリットとしてあげられます。

特に、親との関わりは、理不尽な対応をされたり、ナースコールを何度も呼ぶなどといったことがあるようです。また、看護師としてご両親にどんな言葉をかけていいのかわからないこともあります。
どんな時でも誠心誠意で対応しなければならないことが難しいのです。

小児科看護師の給料はいくら? 

小児科で働いている看護師の給料は、2018年4月時点のマイナビ看護師の求人を見てみると、30万円前後の求人が多いようです。
看護師の平均の給料が25万〜30万円なので悪くない月給です。
参考:https://www.nurse.or.jp/nursing/shuroanzen/chingin/data/suijyun.html#fig01

小児科に向いている看護師って?適性が知りたい!

小児科に向いている看護師は、以下の3つに当てはまる人です。

1.手先が器用な人

子どもは当たり前ですが、とても小さい体のため、血管も細く採血でも最新の注意が必要です。手先が器用でないとできない苦労します。

2.我慢強く粘り強い人

子どもは言うことを聞いてくれません。また保護者からも攻撃的な言葉を浴びせられることもあります。そこでぐっと堪えて、仕事を続ける力が必要です。

3.子どもが大好きな人

子どもが患者の診療科なので、子どもが好きという気持ちは本当に大切です。多くの看護師さんが仕事がどんなに辛くても、子どもの笑顔で頑張っています。

小児科看護師になるために

小児科の看護師はとても人気が高く、離職率も低いため、なかなかいい求人に巡り会うことが難しいようです。
もし希望の病院があれば、常に情報をチェックしておくことが大切です。ただ、忙しい看護師さんはなかなか日々、情報を確認することが大変だと思います。

そこで看護師の転職成功のために、オススメなのが「看護師の転職サイト」です。
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