面接は質問の回答も大事ですが、見た目もとても大切になります。
第一印象というのは、実は、3秒〜5秒ほどで決まってしまいます。この数秒で面接官にどう印象づけるかが肝になるのです。
「面接で失敗したくない…!」「絶対合格したい!」
今回は面接に意気込んでいる看護師さんに伝えたい面接のコツを解説します。
看護師の面接前に準備する身だしなみ
- 清潔感
- 笑顔
- 姿勢
1.清潔感
髪がぼさぼさだったり、髪の色が抜けていたりと不潔な印象を与えないようにしましょう。
髪
- ボサボサの髪の毛は、スタイリング剤を使ってまとめる。
- カラーは落ち着いた色にする。
- 長い場合は束ねる。
- ショートは髪を耳にかける。
メイク
- 健康的なナチュラルなメイクにする。
アクセサリー
- アクセサリーはつけない方が無難。
- ネックレスはワンポイントのもの。
- ピアスは小ぶりのもの。
- 結婚指輪はOK。
スーツ
- スカートの場合は膝が隠れる長さ。
- スーツの色は、グレーなどの明るい色のものでもOK。
- インナーは白シャツでなくとも、カットソーでもOK
- 自分に似合うスーツを探しましょう。
靴
- スーツに合う色を選ぶ。
- ヒールは5cm以内。
- 汚れを落とす。
バッグ
- A4のサイズが入る大きさにする。
- 色、形はカジュアルすぎないもの。
2.笑顔
笑顔で接していると、面接官に好感を持たれやすく、自分自身の緊張もほぐれやすくなります。
ミラー効果というものがあり、自分が笑顔でいると、相手にも笑顔にさせる効果があります。面接官も笑顔にさせることで、会話がしやすい空気になるでしょう。
3.姿勢
姿勢が良いだけで、きちんとした印象を持たれます。
反対に猫背だったり下を向いていると、暗い印象や自信の無さが伝わります。
看護師の面接前・後で気をつけるポイント
面接前
面接会場には、余裕を持って10分前には到着しましょう。
面接会場にz入室する際は、ドアをゆっくり3回ノックします。
その後、「失礼いたします。」と伝えてドアを開閉しましょう。
次に、椅子の横に立ち「○○と申します。本日は、お忙しい中、面接のお時間をいただき誠にありがとうございます。どうそよろしくお願いいたいします。」と挨拶をしてお辞儀をします。
その後、面接官に椅子に座るよう指示をされたら、座ってください。
面接後
その場で起立をし、「本日は、お時間をいただきありがとうございました。」と伝え、お辞儀をしてください。その後、ドアを開け、「失礼いたします。」と面接官に伝え、お辞儀をしてドアを閉めます。
看護師の面接でよく聞かれる5つの質問
これまでの経験で得たものは何ですか?
今までの経験で学んだことを伝えます。
技術でも良いですし、看護師としての考え方でも、自分が成長したことを伝えると良いでしょう。
前の病院を退職した理由は何ですか?
ネガティブな理由の場合は、プラスの理由で伝えるようにしましょう。
忙しかったや残業をしたくないといった理由は言わずに、自分の成長のためなどのポジティブな理由を伝えた方が無難です。
当院を志望した理由は何ですか?
志望した病院だからできる、この病院だからやりたいことを伝えましょう。
ただし、給料が上がるからなどの理由は伝えないように注意しましょう。印象が悪くなります。
看護師として大切にしていることは何ですか?
ここでは、病院の看護観とあなたの看護観が合っているかを確かめる質問です。
これまで患者さんとのエピソードで学んだこと、看護師としての役割はなにか?を整理して答えを出しましょう。
前もって、病院の理念を調べて方向性を確かめることをオススメします。
業務で躓(つまず)いた時、どう対処しましたか?
看護師さんの仕事は辛い事が多いです。そのため、それを乗り越えてやっていけるかどうか、これまでの経験を確認する質問です。
すぐに辞めるようでは、内定はもらえません。
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