介護士には「3つのK」があるといわれる言われますが、この3Kとは何を指しているのでしょうか?
介護士として働くうえで、知っておきたい3Kについて解説します。
介護士の3Kってなに?最近は5Kとも言われている?!
介護士の3Kとは、「汚い(きたない)」「危険(きけん)」「きつい」のローマ字でKから始まる言葉の総称です。
最近では、3Kではなく5Kとも言われれるようになり、先ほどの3つに「暗い(くらい)」「臭い(くさい)」が加わったものになります。
介護士は、利用者さんの排泄の処理であったり、人員不足で休みもあまりなく、長時間勤務を強いられることもしばしばあります。
また、細菌感染する恐れもあるため、危険と隣り合わせであるという、そういった環境から、3Kまたは5Kと言われる所以となっているのです。
介護士のポジティブな3Kもある?
実は、介護士の3Kにはポジティブな意味の3Kもあります。
それは、「感謝(かんしゃ)」「感動(かんどう)」「感激(かんげき)」です。
利用者さんやその家族に感謝される仕事であり、仕事を通して、多くの感動を得られ、利用者さんに感激されたり感激したりできる職場のことを指しています。
こういったポジティブな3Kを意識して、介護士が働きやすい職場を目指していくことが大切です。
参考:社会福祉法人 全国社会福祉協議会 政策委員会
http://zseisaku.net/wp-content/uploads/pamphlet201612.pdf
仕事がきつくても働きたい介護士の魅力
介護士は、現状、人員不足でとてもきつい環境で働くことを強いられています。
それでも、多くの介護士が介護職を続けていますが、仕事を辞めない理由、つまり介護職の魅力はどのようなところにあるのでしょうか?
体験談
介護福祉士を21歳から3年間続けています。辛くて辞めたいと思ってしまったことが何度も何度もあります…。それでも続けられてこれたのは、利用者さんから「ありがとう」「いつも助かってます」と感謝の言葉をもらっているからだ思います。辛いことがあっても、仕事のやりがいを感じられるので、頑張れています!
(介護福祉士・23歳・3年目)
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